ストレス反応、適応障害、うつ病

就労をしていると時に強いストレスをうけて、心身の不調をきたすこともあります。心身の状態によって、次の3つにわかれます。

 

・ストレス反応: 一時的、一過性の疲労状態。

・適応障害: 例外的な強いストレスによって、心身の不調が顕著になること。ときには重度のうつ病と同じような症状が出る場合もあります。

・うつ病: 脳の機能が低下して、感情や意欲などに不調をきたします。

 

それぞれの対処としては。

・ストレス反応: 比較的短期間の休息によって改善します。

・適応障害: 多くの場合、環境調整などが必要であり、労務管理の分野が関わります。本人の適性もみながら検討をします。不調の時期には医学的な治療や休職を要することもあります。

・うつ病: まずは医学的なレベルでの対応を要します。その後に、環境調整も必要です。また悪化防止と治療のために休職を要することもあります。