「アンガーマネジメント」つまり怒りの感情のマネジメントです。
「アンガーマネジメント」はアメリカ由来のもので、日本に導入されました。そのような経緯があることから、認知療法と同様にアメリカ風の概念先行的なところもあります。
アンガーマネジメント自体が、そもそも認知行動療法の理論に基づいているとされていて、そのために、似たような傾向も感じられます。アンガーマネジメントは1970年代にはじまったようです。
企業研修などでアンガーマネジメント活動は盛んになってきているようです。私の日常的な臨床からしても、会社内でのパワハラも含めて、部下のマネジメントの不良は、かなり大きな問題です。こういったことについて会社でどう取り組むのかということは、大きなテーマのひとつです。でも相当な困難を伴うと思われます。
ごく常識的なことに関しては以下のようなものもあります。
●発生した怒りをコントロールするには6秒待つ。
●深呼吸。そして深呼吸の時に、あふれているコップの水を出して水位を下げるイメージトレーニング。
●「・・・であるべきだ」という固定観念から発生する怒りの感情のコントロール。
日本アンガーマネジメント協会
https://www.angermanagement.co.jp/
アンガーマネジメントジャパン
http://www.amjapan.or.jp/what/index.html